【日帰り旅行】自然のアートを求めて ~水戸・偕楽園 少し早めの梅を楽しむ~
こんにちは。KALです。
緊急事態宣言の解除も、あと首都圏と北海道を待つばかりとなりましたね。
ただ、ニュースでも言われているように、これからの私たち一人ひとりの行動と責任が大事になってきます。油断大敵!
せっかく学んだ新しい習慣、生活スタイルを継続し、当たり前になるようにしたいものですね。
私たち夫婦のライフワークのひとつ、「車中泊旅行」も、いつになったら大手を振って出掛けられるのでしょうか?
今は、逸る気持ちをグッと抑えつつ、TVや雑誌、地図を眺めながら、計画を練っている今日この頃です。
さて今日は、昨年の初春に訪れた水戸の偕楽園を思い返します。
前にお話ししたと思いますが、私たちは車の渋滞や混雑がきらいなので、多くの人が集中するピークを避けて出掛けることが多いです。
したがって、例えば桜にしても、紅葉にしても、どうしても物足りない時期ということになってしまいます。
けれども、良い点もあります。
それは、人が少ないので、撮りたい写真を、ゆっくり撮ることができるということ。
遮るものが、ほとんど無いですし、順番待ちで急かされることもありません。
では、そんな状況下での水戸・偕楽園をご案内しましょう。
常磐自動車道の水戸ICを降りて、20分くらい。
駐車場は周辺に散らばっています。
私たちが駐車したのは、桜山第一駐車場ですが、朝7時半に着いたので、料金は払わずに済みました。料金所は8時にオープンだったようです。
(大きな声で言ってはいけませんね。 笑)
この日は、長女が留守番してくれるということで、愛犬は連れていきませんでした。
久しぶりに二人だけの日帰り旅行です。
ではまず簡単に、偕楽園についてまとめておきましょう。
偕楽園は、金沢の兼六園、岡山の後楽園とならぶ「日本三名園」のひとつです。
水戸藩第9代藩主徳川斉昭(烈公1800年~1860年)が自ら造園構想を練り、創設したもので、園内にある建屋は「好文亭」と呼ばれ、木造2層3階建てのその建屋は斉昭がその位置や建設意匠を定めたと言われています
さっそく、好文亭表門から、ぶらり散策を始めます。
表門を入ると、さっそく孟宗竹林が茂る柚庵閑寂な「院の世界」が広がります。
朝日が差し込み、陰と陽の自然美に身体全体が引き寄せられていくようです。
中門にむかう散歩道を通って、梅林に抜けます。
さて、梅林に出ましたが・・・
冒頭お話したように、まだこの時期は梅の満開にはほど遠いので、梅林全体の風景は絵になりません。
したがいまして、ここからは、梅の花に近づいて撮影した画像をお見せし、「こんな感じ」を読み取っていただければと思います。
梅林を散策し、好文亭の方に、歩いていきます。
アースカラーで統一感のある彩が、好文亭をを引き立て、静かなる佇まいを演出しています。この日は、幸い快晴に恵まれ、空の色とのコントラストが際立ちました。
少し庭を左手に回ってみると、松の木が計算しつくされたかのような形と角度を保ち、好文亭を見守っているようです。
好文亭を下ったところには、偕楽園の隣に広がる千波湖をはじめ周囲の景観が一望できる突き出た仙奕台(せんえきだい)があり、そこの松の形に魅了されました。
しばらく、景色を眺めながら散策し、売店に立ち寄り、だんだん人も増えてきたので、少し休憩した後、駐車場に向かって梅林を下っていきました。
出口付近から表門に向かう道に沿って池があったので、最後に一枚。
いつもこんな感じで、時期外れの散策を楽しんでいます。
そして最後に、旅のもう一つの楽しみ。
忘れていませんよ!
せっかく茨城まで来たので、日立に向かい、ランチです。
海鮮好きの方には、絶対お薦めの道の駅です。
ただ、昼時は駐車場が一杯になるので、早めに(開店前)に行きましょう。
この道の駅は、以前にも訪れているのですが、その時は、旬の海の幸をお好みで買い、
それを丼にして食べる「味勝手丼」を食しました。
今回は、2階にある「濱膳」という食事処で海鮮丼をゆっくりいただきます。
こうして、ゆっくりできるのは、愛犬がいない時だけ。
(寂しいけど、うれしいひと時です)
私は、欲張って、メヒカリの唐揚げとお蕎麦を付けました。
美味!!!
では。