GW明けの信濃路 ~GW翌週の旅行はどこも空いているからお薦め~
こんにちは。KALです。
今日は、昨年のGW明けの週末に出掛けた時のお話。
私たち夫婦は、以前のブログでも書きましたが、混雑が苦手。
混雑を避けるということは、例えば桜の見ごろや新緑、紅葉の見ごろといった、絶好の時期を避けるということなので、残念!なことも結構多いのは否めません。
けれども、私たち夫婦はポジティブ。
道は渋滞もなく空いているし、行く先々の駐車場はお好きなところにどうぞって。
散策、ショッピング、食事・・・すべてマイペースで、ゆったりと。
とにかく、のんびりと楽しむことができることに満足感を味わっています。
昨年出掛けた信濃路。
金曜日の晩に出発し、その日は中央自動車道の梓川SAで車中泊。
翌朝は、快晴。SAの公園からは雄大な北アルプス連峰の大パノラマが展開します。
公園の中央には、男女2人が寄り添う姿を掘った石が置かれていた。
あとで調べてみると、梓川SAがある安曇野の梓川にかかる雑炊橋という橋にまつわる伝承があった。
桂川の南岸に住む「せつ」という女性と、北岸にすむ「清明」は好きあう仲になったが、橋がないのでなかなか会うことができない。雑炊を食べて節約し、貯めたお金で橋をかけたという。(「せつ」と「清明」という名前には諸説あるようだ。)
この伝承から、江戸時代には、北は清明、南はせつの男女の人形が、両岸からさし出された巨木の先端に取り付けられ、いずれもキレイな装束をつけて対岸に渡るという行事が行われて、雑炊橋近辺の一大イベントになったようだ。
天の川伝説と同じで、このような男女の話は、いつの時代、どこの国、どこの土地にでも、結構あるんだろうな~と思う。
忘れかけていた若いころの心情を思い出しますね。 私だけ?
さて、雑談はこれくらいにして、立ち寄った場所を振り返ってみますね。
7時過ぎに梓川SAを出発。
安曇野ICを降り、国道147号線を北上。まだ雪が多く残る北アルプス、その手前に広がる大地を眺めながらゆっくりとドライブ。
1時間ほど走り、青木湖に到着。
青木湖の面積は1.7㎢で、長野県の中では、諏訪湖、野尻湖についで3番目。
湖の東側を走るJR大糸線(松本~糸魚川間)を背に、湖の西側に見える北アルプスは
圧巻の景色です。(湖畔は閑散としていますけどね)
次に向かったのは上田。
その途中、いくつかの道の駅に立ち寄り、地場の産物やおやつを買う。
これは、私たちの車中泊旅行のお約束の行動。
スタンプ集めはしませんが、道の駅全国地図を持参し、忘れずにチェックする。
今回は一か所だけ、紹介しましょう。
建屋が民芸調の造りになっており、温かい感じの道の駅でした。
上田には午後1時半過ぎに到着。真夏日かと思わせるくらい気温が上昇していました。
上田に来た目的は上田城ですが、その前に城下の柳町を散策することにしました。
古い街並みを愛犬とともに散策する。とても気持ちよく、また日頃の雑踏の中にいることを忘れ、大いにリフレッシュできる。それに何度も言わせていただきますが、ピークを外しているので、この落ち着いた雰囲気を独り占め。
狭い路地に入っていくと、妻が一軒のお店に目を止めました。
2人とも大好きなタルトのお店。
暑くて、愛犬もバテ気味でしたし、休憩。
美味しくいただきました。
食べたら、歩く。(これ鉄則です。)
北国街道を上田城に向かって、歩きます。
これからいよいよ上田城へ。
上田城の入り口です。
ほんと人がいないでしょ。(今年じゃないですよ。念のため 笑)
上田城は大河ドラマ真田丸で注目を浴びましたが、真田幸村の父・真田昌幸によって築城された城。そんなこともあって、一度訪れたかったのです。
愛犬がいるので、城の中までは入れませんでしたが、敷地内を巡り、お堀を眺めながら散策し、戦国の当時を偲びました。
では。