KALの気ままな車中泊&アートライフ

旅行好きですが、愛犬が一緒なので、車中泊がメイン。訪れる先々の自然の風景や、地場の食べ物、出会ったアートなど写真に収め、思いのままを記します。

【車中泊旅行】島根~鳥取を巡る②

こんにちは。KALです。

今朝目が覚めると、蒜山高原SAは雨。

「ここは山の中だから」と自分に言い聞かせて、島根県宍道湖を目指して今日も元気に出発。

ところが期待もむなしく、雨・・・。

午前中は宍道湖から少し離れて、足立美術館へ。

※妻と愛犬は車で留守番です。

足立美術館は、島根県で生まれ育った足立全康さんが、昭和45年71歳のとき、それまでに美術蒐集家として集めた作品と若いころからの趣味で造った庭園を、郷土への恩返しと文化の発展の一助になればとの思いで、財団法人として創設した美術館です。

www.adachi-museum.or.jp

庭園のある美術館は、国立博物館根津美術館など他にもありますが、この足立美術館の素晴らしいところは、庭園と館内の展示が一体となっているところです。

創設者の足立さんは、「庭園もまた一幅の絵画である」を美術館で表現されています。

この画像をご覧ください。

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仏間に掛け軸が掛けられております。よく見ると掛け軸には、仏間の向こうの庭園が映し出されております。この掛け軸は、毎日自然が織りなす情景を表出し、一日として同じ「絵画」が掛けられることはありません。

年に何度も何度も足を運びたくなる美術館ですね。

我が家でも掛け軸でなくとも額縁で、こんな「絵画」を飾ることができたらな~なんて思いながら、久しぶりの美術鑑賞を楽しみました。

館内では横山大観の作品も多数展示されており、これぞ「日本画」を満喫しました。

 

午後は、いよいよ出雲に入り、駅伝ランナーが走った道かな?なんて思いながら、出雲大社に向かいました。

出雲駅伝のスタート地点である参道前の鳥居近くの駐車場ではなく、神楽殿近くの無料駐車場に車を止めて、参道を歩かずに拝殿に向かいました。

ご本殿は厳重にガードされており、はっきり見られるのは屋根の一部分だけ。

今日は雨あがりとあって、靄(もや)がかかって、何とも歴史の重みを感じさせる、実に静かな情景を醸し出していました。

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愛犬は終始抱っこでしたが、一度も吠えませんでした。何か感じるものがあったのでしょうか。

 

今夜は道の駅「キララ多岐」で車中泊

この道の駅は、日本夕日百選に選ばれております。

www.kirara-taki.co.jp

今夜の日の入りは19時15分。

さて、夕日は?

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明日こそ、朝から晴天を願って。

では。