【車中泊旅行】東北~5年目の被災地を巡る旅②
こんにちは。KALです。
東北の旅2日目になります。
1日目をご覧になっていない方は、
コチラをどうぞ。
一泊目の”宿”「あ・ら・伊達な道の駅」を7時過ぎに出発。
レストハウス手前の大深沢橋で車を停め、橋の上から眼下の鳴子狭を望みます。
紅葉にはまだ早いのですが、雄大な自然に思わずカメラのシャッターを押しました。
8時少し前に鳴子狭レストハウス駐車場に到着。
遊歩道を歩いて、先ほど橋の上から見た
眼下の見晴らし台を目指そうとしたら、
遊歩道の入り口が閉まっており、9時に
ならないと入れないとのこと。
レストハウスの前から大深沢橋を眺めると、
橋が自然に溶け込んでおり、素晴らしい景観
でした。
紅葉真っただ中だったら、もっと素晴らしい
景色だったでしょう。
しばらく、車内で時間まで休憩しました。
9時になり、いよいよ遊歩道へ。帰りは大変
だな~と思いながら、急な下り道を橋の下の
見晴らし台まで10分ほど歩きました。
下まで降りてくると、かなり深い峡谷である
ことがわかります。
他に誰もいないので、マスクを外し、自然の
空気を思いっきり吸い込みます。
身体に元気が入り込んでくるようで、気持ち
よく、幸せな気分になります。
高さが100m近くある巨岩で、見上げると、
首が痛くなるほど高い「手筥岩」。
この岩「てただいいわ」と読むそうですが、
読めないですよね。
その反対側には「猿飛岩」がありました。
サルが飛び跳ねていたのでしょうか。
降りてきた遊歩道、車に戻るためには
上っていかなければなりません。
頑張って上って無事に車に戻りました。
午後は道の駅2か所に立ち寄り、今回の
一番の目的地「道の駅高田松原」へ。
奇跡の一本松が残されている場所です。
この道の駅は震災で壊滅し、昨年復興
オープンしました。
昨年に続いて今年も訪れました。
この復興された道の駅には、祈念施設や
震災を風化させることなく、後世に語り
継いでいく決意が感じられます。
今年も献花台に続く中央の一本道を通り、
海に向けられた献花台へ。
昨年と変わらず穏やかな海を望み、この
「変わらない」眺望がいつまでも続きます
ように、そして、9年前にこの海によって
大切な命を奪われた多くの人達のことを思い、
献花台の前で祈りを捧げました。
この献花台での祈りは、来年も、再来年も、
おそらくずっと続けていかなければならない
と思っています。
そして今夜は、この道の駅で2泊目を
迎えます。
今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。