KALの気ままな車中泊&アートライフ

旅行好きですが、愛犬が一緒なので、車中泊がメイン。訪れる先々の自然の風景や、地場の食べ物、出会ったアートなど写真に収め、思いのままを記します。

【車中泊旅行】東北~5年目の被災地を巡る旅①

こんにちは。KALです。

2か月ぶりの車中泊旅行です。

東北の被災地を巡る旅は、今年で5年目。

復興にむけた被災地の取り組みと、その変化を

この眼に焼き付け、頑張っておられる人たちの

ご苦労を思うとともに、その中で明るく笑顔で

接していただける姿に、熱い思いと、エネルギ

ーをもらいます。

私たちにできることは、地場産のお土産を購入

することと、美味しい食べ物をいただくことく

らいだけれども、その場所を訪れて、2011年の

大震災からの復興への変遷をずっと見続けてい

くことが、自分たちのライフワークになってい

ます。

生きていることのすばらしさ、生きているから

こそできる人間の使命みたいな、いやそんな大

げさなことではないかもしれないけれども、

「生きている」ことに感謝できる場所であるこ

とは間違いありません。

 

10月6日、最初に訪れた場所は、仙台から少し

南に位置する閖上地区。

3年ぶりです。

常磐道閖上に向かい、福島県双葉町付近を

通過したとき、「帰宅困難地区」という看板を

目にしました。

3年前は夜だったので気が付かなかったのです

が、道路の両側の風景を見ると、屋根の瓦が剥

がれたままになっており、明らかに生活感のな

い家々が現存し、おそらくこのまま朽ち果てて

いくであろう光景が飛び込んできました。悲し

い光景です。

また、少し進んで高台を眺めると、新たに作ら

れた街並みが見え、おそらく町ぐるみで移設し

たであろう新たな生活空間が広がっていました。

そんな様々な光景、まだまだ進んでいない復興

工事をみながら、私たちには忘れてはいけない

ことがあることを、あらためて確信しました。

 

さて、閖上地区に到着です。

ちょうどお昼近かったので、まず楽しみにして

いた昼食。

昨年4月にオープンした「かわまちてらす閖上

」。

kawamachi-terasu.jp

飲食店11店舗、スイーツ、水産品などの土産物

店14店舗が集まった川辺の憩いのテラスです。

私たちは、その中の「漁亭浜や」さんを選び、

私は「特上天丼」、妻は「はらこ飯」をチョイ

ス。

堪能しました。

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平日でも駐車場は一杯で、少し離れたところに

停めざるを得なかったので、休みの日は、かな

り混雑することが予想されます。

お腹がいっぱいになったところで、次に向かっ

た場所、閖上漁港近くにある「名取市東日本大

震災慰霊碑」です。

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盛り土の部分を含めた慰霊碑の高さは、この地

における津波の高さに合わせ、8.4mとしている

そうです。

津波の高さをこの慰霊碑から実感し、なすすべ

もなかった人たちを思い、思わず、ただ手を合

わすことしかできない自分がいました。

なお、この慰霊碑の前には、平成29年11月1日

にご訪問された皇太子同妃両殿下(現天皇皇后

両陛下)の行幸記念碑とともに、このご訪問の

時のことをお詠みになった平成30年の歌会始

の御歌が御歌碑として建立されておりました。

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今回の旅行は、のんびり休み休みのスケジュー

ル。

今日は、早めにお湯につかり、夜は早めにのん

びりしています。

今日は、スーパー銭湯 極楽湯です。

東北自動車道古川ICから4キロ。駐車場も銭湯

も広く、ゆっくりと疲れを癒すことができました。

furukawa.gokurakuyu.jp

そして、今夜の車中泊の場所は、鳴子温泉郷

くの宮城県人気No.1の道の駅「あ・ら・伊達な

道の駅」。

平日でも結構、車中泊の車が多く停まっています。

トイレは、まあまあキレイで妻も満足。

www.ala-date.com

長々、だらだらと書いてしまいました。

最後まで、ありがとうございます。

明日は、鳴子温泉郷からスタートし、陸前高田

を目指します。

では。