車中泊旅行いよいよ再開!~能登半島へ④~
こんにちは。KALです。
車中泊旅行再開4日目。6月27日は、輪島の朝一からスタートします。
3日目までのブログはこちらをどうぞ。
本日のトピックは3つ。
1.輪島の朝市
3.かほく市の道の駅高松から見た夕日
1.輪島の朝市
昨晩は、輪島の朝市が開かれる通りから200mのところにある駐車場で車中泊。
この駐車場は24時間開放されており、料金支払いの仕組みは、朝8時30分から
12時までに出庫した車に対して徴収されるというもの。
ほとんどの利用者が朝市が終わる12時までには帰るからなんでしょうね。
近くにはトイレも完備。
ちなみに料金は普通車300円です。一泊300円ですよ!
気になっていた天気は、お陰様で少し太陽も顔を出すような恵まれた天気に
なりました。
まだまだコロナの影響があるのでしょう。思っていたより人は少なく、
また出店数も少ないような気がしました。
朝市で朝食と思って探したのですが、食べることができるお店は1軒だけ。
購入した海鮮を自分で焼いて食べる施設を見つけたのですが、コロナの影響で
休み。また、購入食材を持ち込んで料理してもらえるお店は、ペット同伴不可、
テイクアウトもダメ。
とのことで、お店の前のベンチで食べられるお店でお寿司を食べました。
海鮮を買って自宅に送ろうと思ったのですが、何店も出店しており、どこの
お店が良いのか判断できず、結局素通りしてしまった私たち。
もう帰ろうかと朝市の通りに別れを告げようとしたとき、角の輪島塗りの店で
ヴァイオリンが飾ってあるのを発見。思わず覗いて聞いてみると、普通の
ヴァイオリンは表面にニスを塗っているのですが、このヴァイオリンは
輪島塗りとのこと。わざわざプロのヴァイオリニストが借りにくるんだそう
です。思わず見入ってしまいました。
その時、お店のおねーさんが、お魚どうでした?と聞いてきたのです。
妻が、素直に「迷ってしまって、結局買っていません」というと、「そうね。
分からないわよね。実は、そんなお客さんが多いので、私はお薦めにお店を
紹介しているのよ」と。そして、出店しているおねーさんの名前と場所を
教えてくれました。
どっちにしろ、迷って困っていた私たちでしたので、そのお薦めのお店に
さっそく伺いました。
聞いて来たというと、いろいろと説明してくれて、もちろん美味しそうな
海鮮が並んでいたので、購入して自宅に送ってもらうことに。
もちろん、サービスしてくれましたよ。
こういうのも、朝市の楽しみなのかもしれませんね。
能登金剛とは、奇岩・断崖が続く海岸線のこと。いくつかある中で、今回訪れた
場所は4か所。
①関野鼻 ②ヤセの断崖 ③義経の船隠し ④巌門
ここでは、②ヤセの断崖を訪れた時の模様をご紹介します。
この断崖は、1961年に松本清張の「ゼロの焦点」が映画化されたときのロケ地。
ヒロインが最後に身を投げる断崖です。
断崖手前の手すりのある所まで足を運びます。少し下に断崖の先端が見えます。
ここで、妻に「降りてみようかな」と絶対制止されるだろうと思いつつ言うと、
「降りてくれば」と予想外の言葉。私としては引き下がれません。
思い切って、手すりの端の空いているところから降りていきました。
そして、先端近くに。
その時の勇気を出して撮った画像がこの2枚です。
どうですか、臨場感あるでしょ。いやー怖かったですよ。夢にでるかも。
で、妻はというと、そんな私の姿を上から撮っていました。
もちろん、その画像はお見せできません。
皆さん、画像をご覧になって、先端に立っている自分を想像してみてください。
3.道の駅高松から見た夕日
今回の旅行は、事前の天気予報でずっと曇り/雨だったので、夕日なんて
諦めていました。
そしたら、今朝から曇り中心ではありましたが、たまに太陽が顔を出すことも
あり、もしかしたら見られるかも。と少し期待しながら能登半島西側を南下し
てきました。
この道の駅高松は、夕日スポットとしてあげられている道の駅でしたので、
日没の18時30分まで到着できるよう計画しました。
当初の予定通り、見どころに立ち寄り、ゆっくり散策し、18時に到着。
日本海側に車を向けて停車し、「その時」を待ちます。
すると・・・
西側の空は広く雲が広がっているのですが、少し隙間が出来ており、
18時20分くらいでしたでしょうか、雲間から太陽が顔を出してくれました。
その間、1~2分くらいだと思います。夕日が見られました!
沈みつつある太陽とそれを取り囲む何色もの輝く色彩。またその対になって静かに
リズムをとる波の輝く色。
それらが、西の空と海に広がる大きなキャンバスに、自然の摂理とは簡単に片づけ
られない、神秘的な彩を生み出しているように思えてなりません。
では。